本ページにはプロモーションが含まれています
これまで写真家がメインユーザーであった富士フィルムも一眼ムービーが流行する中で動画性能の向上を視野に入れて製品作りをする傾向になっている。
なかでもX-T20はX-T10からリニューアルされ、4K動画が撮れるようになっている。
そうなると次に検討する必要があるのはレンズだろう。
このエントリーではFUJIFILMのレンズで動画撮影に最適なレンズを検証してみよう。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T20 レンズキットシルバー
この動画では12本の交換レンズを購入してきた私が、動画用レンズの選び方を解説してみた動画です。
合わせてご視聴ください。
FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRは、FUJIFILM X-T20で使えるズームレンズだ。
35mm判換算で27mmから206mmという広角から望遠までを守備範囲としているから、これ1本で静止画はもちろんのこと、撮影中にレンズ交換できない動画撮影にも向いているだろう。
そもそも動画撮影時は写真のように1フレームづつ被写体を撮るのではなく、1カット10秒~20秒。インタビュー撮影のように長い場合だと10分以上の撮影に及ぶことがある。
そんなとき、単焦点レンズや焦点距離が長すぎるレンズだと扱いにくいのだ。
それよりもズーム域が長く瞬時に様々な画角に切り替えられるレンズを使うほうが効率的に撮影できる。
このFUJIFILM 望遠ズームレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRの大きな特徴は、7.5倍の広いズーム域を持っている。
このぐらいあればこれ一本で様々な撮影が可能になる。
またレンズ本体に防塵防滴処理をしてあるところも評価できる。
これはレンズ本体の20ヶ所をシーリングしてあるもので、Xシリーズのレンズでは初の試みだという。
上記のように幅広い焦点距離をカバーしていて、さらに静かで早いAFやシャッタースピード5段分の手ブレ補正も搭載し手持ちの動画撮影も楽々こなせる。
FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
この動画はXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRの手ブレ補正テストだ。
このレンズに搭載した手ブレ補正がどの程度効くのかよくわかるのでぜひ視聴してみよう。
XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRの主な仕様は、最大長が約160mmで重さが500g弱と、この手のズームレンズとしては比較的コンパクトだ。
レンズ構成は12群16枚、最短撮影距離は標準で60cm、そしてマクロにすると45cmとかなり被写体に近寄れる。
画像に関しては、流石に絞りを開放すると周辺部が少し不自然だが、1絞りすれば全く問題ないそうだ。
そして、全ての焦点距離で満足できる絵が得られる。
写真は flickr XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR 作品から引用しています
防塵防滴性能も持つFUJIFILM XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRを活かせば、少々の悪天候の屋外でもストレスなく動画撮影が可能だろう。
レンズに水は大敵という常識を覆した点で、大いに評価できるズームレンズだ。
FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
✅7.5倍ズームで広角・ズーム両方撮れる
✅手ブレ補正はシャッタースピード5段分。ブレない
✅防塵防滴仕様で屋外での撮影に強い